●本文へ移動↓ 文字サイズ変更 標準 拡大

多摩・三浦丘陵トレイル 多摩・三浦丘陵を楽しむ!知る! 〜13自治体をつなぐ緑と水の環〜

多摩・三浦丘陵トレイル

多摩・三浦丘陵を楽しむ!

トレイルを歩く 地域別に楽しみを探す 多摩・三浦丘陵って? 緑と水系を守る取り組み 広域連携会議の取り組み これまでの情報発信 ホーム

HOME > ウォーキングラリーその7「緑深い切通をぬけて 古都鎌倉から逗子の海辺を目指す」の魅力

ウォーキングラリーその7「緑深い切通をぬけて 古都鎌倉から逗子の海辺を目指す」の魅力

多摩・三浦丘陵ウォーキングラリー その7「緑深い切通をぬけて 古都鎌倉から逗子の海辺を目指す」の
魅力などについてご紹介していきます。

 

その@ ウォーキングラリー道順紹介 前編(鎌倉市編)


そのA ウォーキングラリー道順紹介 後編(逗子市編)


そのB ウォーキングラリー コース内の見どころ編


そのC スタート受付(鎌倉市役所)までのアクセス編


 

    ウォーキングコースの魅力編 道順紹介その1鎌倉市編

      スタート受付の鎌倉市役所

スタート受付の鎌倉市役所を出発!
市役所の周辺の歩道にはたくさんの緑があり、心地よい日影をつくっています。
スタート直後は鎌倉の街の中を歩くため、信号や踏切があったり、道路が細い所もあります。
自動車や自転車の通行も多いので周囲に注意して歩いて下さい。

スタート受付の鎌倉市役所

      国指定史跡「若宮大路」

踏切を過ぎると国指定史跡である「若宮大路」に出ます。
現在は県道として整備されていますが、鶴岡八幡宮の参道である
この「若宮大路」が鎌倉時代から変わらぬ街の中心軸となっています。
「若宮大路」の歩道では、地元のボランティアの方々が行政と協力して
手入れしてくれている緑が、私たちの目を楽しませてくれます。

国指定史跡「若宮大路」

      大きな狛犬のいる「二の鳥居」

大きな狛犬のいる「二の鳥居」から先は道路の中央に
桜の名所としても有名な神奈川県指定史跡「段(だん)葛(かずら)」があります。
今回のイベント時は改修工事が予定されているため歩くことはできませんが、
またの機会に是非歩いてみてください。

大きな狛犬のいる「二の鳥居」

      若宮大路からの祇園山ハイキングコース

若宮大路から祇園山ハイキングコースに向かう道は、少し解りにくいです。
スタート受付で配る地図を参考に、スタッフやサインを見つけながら歩いて下さいね。

若宮大路からの祇園山ハイキングコース

      静かな佇まいの住宅地「風致地区」

東勝寺橋を渡り、「風致地区」に指定された静かな佇まいの住宅地へと入っていきます。
ご近所方のご迷惑にならないよう、お喋りは控えめにして雰囲気を味わいましょう。
やがて国指定史跡「東勝寺跡」を過ぎると「腹切りやぐら」の看板が見えてきます。

静かな佇まいの住宅地「風致地区」

      祇園山ハイキングコースその1

この先が緑深い「祇園山ハイキングコース」です。
このハイキングコース一帯は「古都保存法(通称)」により「歴史的風土保存区域」や
「歴史的風土特別保存地区」に指定され、歴史的な建造物や遺跡などと自然的環境が一体的に
守られています。この法律は鎌倉での市民運動が契機となり制定されたもので、この市民運動から
生まれた「鎌倉風致保存会」は、コース上のある「東勝寺跡」を含む鎌倉市内の緑地や史跡の
手入れ活動をしてくれていて、今回のイベントでも協力して頂いています。
「鎌倉風致保存会」は今年創立50周年を迎え、色々な行事が予定されています。
興味のある方は是非調べてみてください(https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kamakura-kankou/0514hiking.html)。

祇園山ハイキングコース

      祇園山ハイキングコースその2

「祇園山ハイキングコース」は、起伏に富んだ山道です。
途中、滑りやすい箇所がいくつかありますので注意して歩きましょう。
コースの終点近くには見晴台があり、相模湾や街の反対側にある山なみを眺めることができます。

祇園山ハイキングコースその2

      厄除け神社「八雲神社」

祇園山見晴台からハイキングコースを降りるとそこには
鎌倉最古の厄除け神社「八雲神社」があります。
緑深いハイキングコースから、急に八雲神社のお社の脇に出てくるので、少しびっくりします。

厄除け神社「八雲神社」

      通り沿いにあるいくつかのお寺

「八雲神社」から先は、大きな通りを歩きます。
通り沿いにはいくつかお寺があり、緑豊かな環境の中、
鎌倉時代に花開いた仏教文化の一端を感じることができます。

通り沿いにあるいくつかのお寺

      山道

JR横須賀線の踏切を渡ってしばらく歩くと、再び山道に入ります。
この一帯も「歴史的風土保存区域」や「歴史的風土特別保存地区」に指定されていて、
この山道の途中から、いよいよ逗子市へと入ります。
ぬかるんだ場所や滑りやすい場所がいくつもあるので注意して歩いてください。

山道

◎このウォーキングラリーは、スタートの受付をすませた後、各自出発するものです。ご自身のペースで多摩・三浦丘陵の魅力を楽しんでください。9時から10時の間のご都合のよい時間にスタート受付までお越し下さい。

トップへ

    ウォーキングコースの魅力編 道順紹介その2逗子市編

      名越切通への山道

まんだら堂やぐら群のある名越切通へは線路沿いの細い道から山道に入って行きます。
うっそうとした緑に、まるで山の奥深くに来たような雰囲気になります。

名越切通への山道

      名越切通

名越切通の最も狭い所は、人がすれ違うのがやっとくらいの幅しかありません。
この切通が鎌倉時代に人の手によってつくられたというのにはびっくりします。

名越切通

      名越切通を抜けた住宅街

名越切通を抜けて、住宅地を下っていきます。
一部左手には大きな緑地や綺麗な花壇があり、通りがかる人達の目を楽しませてくれます。

名越切通を抜けた住宅街

      披露山公園入口

披露山公園入口の看板が見えたら、
そこからは今回のウォーキングラリーの最後の長い上り坂です。
あとひと踏ん張り!頑張って下さい。

披露山公園入口

      披露山公園から「浪子不動ハイキングコース」へ

披露山公園からは「浪子不動ハイキングコース」を下ります。
浪子不動ハイキングコースでは、広場があったり、
小さな小川があったりと、様々な緑の様子を楽しむことが出来ます。
所々急な下り道があるので、注意して歩いてください。

披露山公園から「浪子不動ハイキングコース」へ

      逗子海岸

逗子海岸まで出たら、今度は砂浜を歩きます。
砂浜を歩くのは少し大変ですが、潮風が心地よいです。

逗子海岸

      逗子海岸から住宅街へ

逗子海岸から逗子駅方面に曲がります。
トンネルをくぐると砂浜から一変、閑静な住宅街に出ます。
逗子市のシンボルである逗子海岸までの代表的ルートとして、
逗子らしさを表現する空間と環境をつくるために市民意見を
取り入れながらつくられたシンボルロードを真っ直ぐ進んでいきます。

逗子海岸から住宅街へ

      ゴールの逗子市役所入口

逗子海岸からゴールに進んでいくと、次第にお店等が多く、
人や自動車の通行が多くなってきます。
踏切の見える大きな交差点に出たら、左手にゴールの逗子市役所入口があります。

ゴールの逗子市役所入口

トップへ

    コース内の見どころ編

      御成小学校正門

市役所の隣にある小学校。
この小学校は、明治天皇の皇女の避寒地として
造営された鎌倉御用邸の跡地に建てられています。
正門は御用邸の冠木門(かぶきもん)の形が受け継がれており、
また校名の門標は高浜虚子の書をもとに彫られたものです。

御成小学校正門

      国指定史跡「若宮大路」・神奈川県指定史跡「段葛」

「若宮大路」は由比ヶ浜から鶴岡八幡宮まで約1.8kmにわたって延びる参道です。
沿道には鎌倉ブランドの野菜を取り扱っている“鎌倉市農協連即売所”や
「おんめさま」の名で親しまれ安産祈願で有名な“大巧寺”などがあります。
また、二の鳥居から鶴岡八幡宮前の三の鳥居までの中央部分、約500mには、
源頼朝が妻政子の安産を祈願して造営させたと言われる「段葛」があり、
大正時代に植えられた桜並木は毎年多くの人の目を楽しませてくれます。

国指定史跡「若宮大路」鎌倉市農協連即売所

      東勝寺橋の下を流れる滑川

鎌倉市の景観重要建築物等に指定されている東勝寺橋から滑川を眺めると、
岩が川の流れで浸蝕されて出来たスベスベした川底と、川の上を覆う、
トンネルのように茂る緑が印象的です。木漏れ日が水面でキラキラと輝きます。
これより東側は、自然と調和した都市環境を維持するため
「風致地区」に指定されていて、落ち着いた佇まいの住宅地になります。

東勝寺橋の下を流れる滑川

      国指定史跡東勝寺跡・高寺腹切やぐら

東勝寺跡内には、1333(元弘3)年、新田義貞の鎌倉攻めにより鎌倉幕府最後の執権、
北条高時ら一族郎党800人余りが自害したという言い伝えのある「高時腹切やぐら」があります。
こういった遺跡や歴史的な建造物とその周囲にある自然的環境が
一体となって鎌倉の「歴史的風土」が形成されています。

国指定史跡東勝寺跡・高寺腹切やぐら

      祇園山ハイキングコース・見晴台

東勝寺跡の奥の山には起伏のある尾根道が続く祇園山ハイキングコースがあります。
緑豊かなハイキングコースの終点には「祇園山見晴台」があり、
鎌倉市のまちなみと由比ヶ浜海岸・材木座海岸、
更にそれらを包み込むような豊かな緑の素晴らしい景色が見る事ができます。
ここから見渡すと、鎌倉の地形は急峻な斜面と複雑に入り組んだ
「谷戸(やと)」とよばれる谷間が多いことが分かります。
この山並みは、かつて天然の要害として鎌倉幕府の防衛線となっており、
現在はその大部分が「歴史的風土」を保存するための法律により、
木竹の伐採や宅地造成などが厳しく規制されています。

祇園山ハイキングコース・見晴台

      八雲神社・安養院・安国論寺

祇園山ハイキングコースを抜けて名越切通へ向かう途中にはいくつかの寺社があります。
「八雲神社」は源氏ゆかりの厄除け神社で、その起源は
鎌倉時代より前の11世紀後半とされています。
「安養院」は北条政子の法名で、政子が別の地に建立した源頼朝の菩提寺が
鎌倉末期に焼失したため、元々この地にあった寺と1つにして名を安養院としたものです。
「安国論寺」は鎌倉に入った日蓮が初めて道場とした場所に建立されたもので、
「立正安国論」はここで書かれたと言われています。

八雲神社

  安養院
安国論寺

      日蓮乞水(にちれんこいみず)

鎌倉五名水の一つで、この井戸は1253(建長5)年5月に日蓮聖人が
安房から名越切通を超えて鎌倉に来た際、このあたりで喉が渇いて、
地面に杖をさすと水が湧き出て干ばつでも涸れることがなかったと伝えられています。

日蓮乞水(にちれんこいみず)

      まんだら堂やぐら群

13世紀後半頃から16世紀ごろに、納骨や供養のためにつくられた施設です。
ここのやぐら群には150穴以上のやぐらが確認されており、これだけ良い状態で、
これほどまとまって保存されているやぐら群は貴重です。

まんだら堂やぐら群

      国指定史跡 名越切通

三方を山で囲まれ要害の地だった鎌倉と外側の地域との行き来のため、
鎌倉時代に尾根を掘り割ってつくられたとされる道で、
鎌倉と三浦方面を結ぶ交通の要路であると同時に
外敵の侵攻からの防御拠点として重要な役割を果たしてきました。
なお、「名越(なごえ)」という地名は、道が険しく難路であったことから
「難越(なごし)」が変化したものと言われています。
昭和41年(1966年)に国史跡に、平成12年(2000年)にはもともと指定されていた
鎌倉側に加えて逗子側も歴史的風土保存区域に指定されました。

国指定史跡 名越切通

      披露山公園

逗子市披露山の山頂にたたずむ「披露山公園」は鎌倉時代、将軍に献上物を披露した場所、
あるいは献上の品物を披露する役人が住んでいた場所だと言われています。
現在は猿舎や小動物舎があり、また展望台からは、
江ノ島、相模湾、 天気が良ければ富士山も見る事が出来ます。

披露山公園

      高養寺(浪子不動)

海上の安全を願う、古くから不動明王が祀られており、「白滝不動」、「浪切不動」と
呼ばれていましたが、徳富(とくとみ)蘆花(ろか)の「不如帰(ほととぎす)」の
主人公「浪子(なみこ)」にあやかり浪子不動と呼ばれるようになりました。
現在のお堂は葉山の廃寺となった慶増院の建物を移転したもので、
名前の由来は建立に際して援助をした高橋(たかはし)是清(これきよ)と、
犬養(いぬかい)毅(つよし)から付けられました。

高養寺(浪子不動)

      逗子海岸ロードオアシス

逗子海岸ロードオアシスには、地元の海産物を提供する飲食店や、
地元で採れた野菜などを販売するお店があります。
1階にはウッドデッキ、2階には休憩室もあり、逗子海岸をのんびり眺める事が出来ます。

逗子海岸ロードオアシス

トップへ

    スタート受付(鎌倉市役所)までのアクセス編

      鎌倉駅西口前

鎌倉駅では西口の改札を出て下さい。
東側から出てしまった場合は、駅の北側にある連絡通路から西口に来る事が出来ます。

鎌倉駅西口前

      駅前時計広場

西口改札口を出たら、右側に進み時計台のある広場の前の道を直進してください。

駅前時計広場

      鎌倉駅前正面道路

鎌倉駅西口の正面にある道を、まっすぐ西に進んで下さい。

鎌倉駅前正面道路

      「市役所前」交差点

スクランブル交差点である「市役所前」交差点を、交番のある方(対角線側)に進んで下さい。

「市役所前」交差点

      鎌倉市役所前歩道

鎌倉市役所本庁舎前庭のある西に向かって進んで下さい。

鎌倉市役所前歩道

      鎌倉市役所本庁舎前庭

鎌倉市役所本庁舎の前庭にスタート受付を開設します。
市役所前の歩道から前庭へは車路を横断しますので、車にお気を付け下さい。

鎌倉市役所本庁舎前庭

トップへ

<多摩・三浦丘陵の緑と水景に関する広域連携会議>

Copyright(c)2017 Tama・Miura kyuryo Koiki Renkei Meeting.All Rights Reserved.